在外派遣教師の申込はとても早い
2020年4月、世間でコロナウイルスが猛威をふるう中、私は異動となった。例年であれば事前に新しい赴任校で面接等があるはずなのだがそれらは全てカット。私が初めて新しい学校を訪れたのは4月1日となった。したがって、この日までは在外派遣教師の選考に応募する意志を学校長に伝えることはできていなかった。
4月1日(水)。新しい学校に着任し(着任式等は全て中止)、企画会議の間をぬってなんとか校長に在外に応募する意思を伝えた。なぜこのばたばたしている日に急いで伝えたかというと、試験をうまく突破できた場合、最速1年後、もしくは2年後に出発ということになるので、1学年の主任等になった場合に学校に迷惑をかけると考えたから。
いよいよ選考に向けてスタート
それから4月8日(水)までは何もなかったが、この日校長室に呼ばれ応募に必要な書類を受け取った。受け取った書類は、
- 令和3年度在外教育施設派遣教師(教諭)及び令和4年度在外教育施設派遣教師(管理職・教諭)の志願者の推薦について(通知)
- 令和3年度在外教育施設派遣教師(教諭)及び令和4年度在外教育施設派遣教師(管理職・教諭)の志願者の推薦について(依頼)
の2点。ここに今後の日程について書かれていた。とにかく締め切りが早い!!
<提出書類>
- 在外教育施設派遣教員選考調査書
(校長への提出は4月13日(月)、教育委員会への提出は4月15日(水)) - 履歴書(確認が必要だが、人事給与システムから出力なので準備必要なし?)
<提出書類に書かれていることで重要そうなこと>
- 応募のためには、派遣時までに3年以上勤務が必要
- 派遣先については希望通りにならない
- 県の選考試験受験後の辞退は認められない
- 同伴の有無について、提出後に原則変更できない
- 小学校教員免許と中学校教員免許の両方を有することが望ましい(私は中学校の免許しかもっていない)
<調査票を書く上で困ったこと>
- 前任校4年分の全児童生徒数、教職員数、学級数を調べなければいけない
(だいたいじゃダメなのかな?と思うが、怖いので一応電話して確認) - 過去5年間の研修状況を書く
(どんなことを書けばよいのだろうか) - 受験理由を書く
(適当に書くわけにもいかないし、海外子女教育についての現状を踏まえた理由を書いた方がよさそうだが、現時点では勉強不足)
今後の日程について
以上。とりあえず①はこんなところまで。②では、受験理由を書くために在外派遣教師をできる限りネットで調べたことをメモしようと思う。
今日からブログを開設しようと思ったのは、在外派遣教師の選考状況や、行ってからの生活について紹介している雑誌や記事があまりなく、在外派遣教師を目指している人にとって、とても不利益だと思ったから。今後在外派遣教師を目指す人たちの参考になればという気持ちで、頑張ってブログをやってみようと思う。