在外派遣への道~2020.12.01 結果が来ると言われた12月になりました~

結果はいつ来るのか!?

 以前、文部科学省からのメールにあった約束の12月になった。いつ校長先生に呼ばれるのか、校長室から校長先生が出てくるたびに校長先生を凝視してしまう自分。

 文科省のホームページを改めて確認してみる。

ん?即派遣でなければ、12月には連絡が来ないということ?12月をメドにというのは、便りがないのも便りということ?12月に果たして連絡はあるのだろうか。

在外派遣への道~2020.08.28 文科省からメールが来る~

文科省からメールが!?その内容は!

文部科学省総合教育政策局からメールが来た。それによると、

「最終的な合否、派遣先については一次試験(書類選考)及び二次試験(面接試験)の結果を総合的に勘案し、12月をメドに通知させていただきます」

とのこと。

12月!?まで、何の連絡もこれから来ないのか・・・。長い、長すぎる。

在外派遣への道 ~2020/8/13 読んでくれる方へのお知らせ~

ブログを読んでくれている皆さんへ

 ブログを読んでくれてありがとうございます。今日は8月13日(木)。ここまでで、3回ほど面接がありました。その内容についてぜひ公開したいと思っているのですが、面接の内容を公開することで、今回の派遣や本職への影響があるかもしれないので、不本意ですが公開していいことが確認できるまで面接に関する内容は非公開にさせていただきます。申し訳ありません。

 このブログは、在外派遣を目指そうと私が思ったときに、あまりにネット上に情報がなく困ったので、これから在外派遣を目指す方のためにと始めました。その目標が達成できるよういつか公開したいと考えています。

 今後は、結果がまだ出ていない状態ではありますが、派遣準備編に取り掛かかっていこうと思います。皆さんの何かの参考になれば幸いです。

在外派遣への道~2020.08.13 派遣に向けて準備することPart.1~

在外派遣に向けてあれこれ考えるべきこと

 最終面接も終わり、受かったときのことを想定して動かなければならないことがある。というより、応募する前から考えてきたことではあるのだが、いよいよ現実に行動しなければいけない時が近づいている。細かいことは徐々に準備すればよいので、私が一番どうしようか迷っていることからブログに書きたいと思う。

 

1. 持ち家どうする?

私は今から4年前にマンションを購入している。まだ住宅ローンはたんまり残っていて、3年間海外派遣となると、この家をどうするか?というのが一番の悩みの種である。これについて、私が取るべきことができる選択は次の3つだ。

①売却 ②賃貸 ③空き家

さあ、どうする?俺。

 ①売却について考えること

(1)【住宅ローン残高】<【売却価格】?

 売却をする上で一番重要になってくるのが、【住宅ローン残高】<【売却価格】となるかどうかである。正確には売却価格+手数料もろもろである。これが達成していないとなると、売却するために手出しして売却しなければならない。この場合、売却の選択は極めて取りづらい。さて、我が家はというと、、、幸いなことにマンションを購入するときにいつでも転売が可能なようなマンション(駅近+駅力を加味)を購入している。そして、マンションが値上がりする前に購入した物件であったので【住宅ローン残高】<【売却価格】を達成できている。したがって売却も選択できる。

(2)売却することのメリットとデメリットは?

 売却することで売却益はいくらになるのか。そして売却するメリットとデメリットは何か。それを考えないと判断できない!

【メリット】

・利益を確定できる

・水害、地震等の災害リスクを取らなくて済む

・海外にいる間の固定資産税、管理・修繕費等を支払わなくて済む

【デメリット】

・資産がなくなる
 マンション価格が他の先進国のように上昇する場合、不動産を失うのは不利

 3年後は低金利か?住宅ローンを組めるのか?

・生命保険への加入を再考しなければならない

 団信がなくなるので、私が死んだとき妻に残すお金が必要になる

・帰国時に住む家がない

・家具や家電等を全てどこかに移動しなければならない

 ②賃貸について考えること

 (1)【管理費】<【賃料収入】?

 せっかく賃貸に出すのであれば収入があるとうれしい。それについてこれから業者を選定し見積もりを出さなければ。なかなか大変そう。しかし、ちょっと考えても利益を出すことは結構難しそうだ。その理由は①定期借家(3年)にする(マンションを売らないのであれば帰国後に出ていってくれないというリスクを取りたくない)ため家賃が相場より下がる②管理会社の手数料がざっと調べたところ1.5カ月の家賃/初回+家賃(10%)/月ということ③定期借家(3年)にするため空き家リスクが上昇するなどである。見積もり結果は、業者に見積もってもらい次第お知らせする。いくら赤字だったら賃貸にしようかな。

 (2)銀行に借りている住宅ローンの金利はこのままいけるか?

 住宅ローンの審査時通っている審査内容で、私が住むことが前提となって金利が決まっている。例えば貸すことを前提としている住宅ローンを組む場合、金利は今より高くなる。これって契約違反にならないのだろうか。これについては、本日銀行に言って聞いてきた。結論から言うと、銀行としては誰が住んでいるかを把握していないので、ローンさえ払ってくれていれば大丈夫とのこと。正式には大丈夫だとは言えないのだろうが、そういうことだった。とりあえず一安心。

(3)賃貸に出すことのメリットとデメリットは?

【メリット】

・資産が残る

・住宅ローンの支払いが進む

・帰国後の家がある

【デメリット】

・どんな人が住むかわからない(家が汚れる)

・空室リスクをかかえる

・災害リスクをかかえる

・固定資産税等の支払いが発生する

・家具、家電を移動させなければいけない

 ③空き家について考えること

 最後の選択肢は空き家だ。空き家は、近くに住む両親に管理を頼むか、業者に依頼するかということになるので、その費用についてはのちに調べなければいけない。

(1)空き家にすることのメリットとデメリットは?

【メリット】

・資産が残る

・他人に汚されない

・家具等をそのまま保管できる(一時帰国時に利用できる)

【デメリット】

・2重家賃(海外+国内)になる

・管理・修繕費、固定資産税等の費用がかかる

・業者に空き家管理を頼む場合、さらに費用がかかる

 

ここまでのまとめ

 本当は他にもまとめようと思ったのだけれども、家の問題が大きすぎて今日はまとめきれなかった。3つの選択肢、お金があるなら空き家にしたいけど、どうしようか。近いうちに業者に相談しようと思っているので、またその結果についてはまとめようと思う。

 

在外派遣への道~2020.04.09②~

在外派遣教師の課題や日本人学校の特色をネットで検索した結果

 志願理由を考える上で、日本人学校の生徒実態を把握することは大切。そのために、ネットで検索し、情報を集めてみた。

 

    1. 在外教育施設における種々の 課題 / 金子 浩一(宮城大学

      https://www.jstage.jst.go.jp/article/ecoedu/34/0/34_KJ00010091293/_pdf/-char/ja

      いくつかの日本人学校と補習校を訪問し、教員や管理職の立場で見えてきた学校の課題についてまとめている。 注目したのは「学年進行に伴い国際学校進学や帰国を選択する児 童・生徒が増え、在籍者の低年齢化が生じている」点。受験や進学を意識して帰国を選択したり、現地校に進学したりする状況があるようだ。

    2. 在外教育施設派遣経験の活用に関する一考察 -派遣経験教員へのアンケート調査結果から- 森本 孝 (兵庫教育大学)(2011)

      http://www.ceser.hyogo-u.ac.jp/ceser/ceser23ronbun/01%20morimoto.pdf

      日本に帰国してきた教員を対象に、帰国後にどう学校教育に活用しているかについてまとめている。学校現場に還元できることが、限定的であることや、周りの教員に自慢になってしまうのではないかということを気にするなど、帰ってきてからうまく活躍できていない様子。

    3. 日本人学校における学校改善の取り組みに関する一考察 ~校内研修に焦点をあてて~ 所 属 教育システム専攻 氏 名 阿南 清士朗
      http://www.hues.kyushu-u.ac.jp/education/student/pdf/2015/2HE14043T.pdf

      日本人学校の異質性>日本人学校は現地日本人会等の自助努力として成立したものであり明確な設置運営基準が設けられていない

      • 文化や自然等において日本とは全く異なる環境下にあるという点
      • 児童生徒・教職員共に人員構成が目まぐるしく変化する点

日本人学校の課題>

    • 現地理解教育の充実という『国際化』と、帰国後に困らないような学力をつけるという『国内化』とをどのように調和させるかという課題
    • 慢性的な人手不足
    • 教育の質保証
    • 日本人学校には、所管する地方自治体や教育委員会が存在しない。そのため、それらの主催する各種研修の機会がなく、日本人学校単体で必要な研修を持つ必要性がある。
    • 日本国内の学校ではなされない実践を行う日本人学校では、その実践の検討が校内研修を通じてなされる必要性がある

2時間くらいかけて色々な記事を読んでみたが、現地校の生徒や親が抱える課題については見つけられなかった。在外派遣教師として自分に何ができるか考えないといけないけど時間がない。応募することは1年前から決めていたし、志願理由もあるにはあるけど、面接用に準備してこなかったのが失敗。

 

在外派遣への道~2020.04.09①~

在外派遣教師の申込はとても早い

 2020年4月、世間でコロナウイルスが猛威をふるう中、私は異動となった。例年であれば事前に新しい赴任校で面接等があるはずなのだがそれらは全てカット。私が初めて新しい学校を訪れたのは4月1日となった。したがって、この日までは在外派遣教師の選考に応募する意志を学校長に伝えることはできていなかった。

 

 4月1日(水)。新しい学校に着任し(着任式等は全て中止)、企画会議の間をぬってなんとか校長に在外に応募する意思を伝えた。なぜこのばたばたしている日に急いで伝えたかというと、試験をうまく突破できた場合、最速1年後、もしくは2年後に出発ということになるので、1学年の主任等になった場合に学校に迷惑をかけると考えたから。

 

いよいよ選考に向けてスタート 

 それから4月8日(水)までは何もなかったが、この日校長室に呼ばれ応募に必要な書類を受け取った。受け取った書類は、

  1. 令和3年度在外教育施設派遣教師(教諭)及び令和4年度在外教育施設派遣教師(管理職・教諭)の志願者の推薦について(通知)
  2. 令和3年度在外教育施設派遣教師(教諭)及び令和4年度在外教育施設派遣教師(管理職・教諭)の志願者の推薦について(依頼)

の2点。ここに今後の日程について書かれていた。とにかく締め切りが早い!!

<提出書類>

  1. 在外教育施設派遣教員選考調査書
    (校長への提出は4月13日(月)、教育委員会への提出は4月15日(水))
  2. 履歴書(確認が必要だが、人事給与システムから出力なので準備必要なし?)

<提出書類に書かれていることで重要そうなこと>

  1. 応募のためには、派遣時までに3年以上勤務が必要
  2. 派遣先については希望通りにならない
  3. 県の選考試験受験後の辞退は認められない
  4. 同伴の有無について、提出後に原則変更できない
  5. 小学校教員免許と中学校教員免許の両方を有することが望ましい(私は中学校の免許しかもっていない)

<調査票を書く上で困ったこと>

  1. 前任校4年分の全児童生徒数、教職員数、学級数を調べなければいけない
    (だいたいじゃダメなのかな?と思うが、怖いので一応電話して確認)
  2. 過去5年間の研修状況を書く
    (どんなことを書けばよいのだろうか)
  3. 受験理由を書く
    (適当に書くわけにもいかないし、海外子女教育についての現状を踏まえた理由を書いた方がよさそうだが、現時点では勉強不足)

今後の日程について 

  1. 第1次選考(市教育委員会)令和2年5月1日(金)
  2. 第2次選考(県教育委員会)令和2年5月28日(木)
  3. 第3次選考(教育委員会)7月から8月にかえて行われる(詳細未定)

 

以上。とりあえず①はこんなところまで。②では、受験理由を書くために在外派遣教師をできる限りネットで調べたことをメモしようと思う。

 

 今日からブログを開設しようと思ったのは、在外派遣教師の選考状況や、行ってからの生活について紹介している雑誌や記事があまりなく、在外派遣教師を目指している人にとって、とても不利益だと思ったから。今後在外派遣教師を目指す人たちの参考になればという気持ちで、頑張ってブログをやってみようと思う。